コマンドラインでの使い方

PortaBaseはLinux/UNIXのターミナルやDOSプロンプトから使用し、グラフィカル・インターフェース抜きでデータをインポート/エクスポートすることができます。これは、PortaBaseのデータファイルを生成し、更新し、その他の操作をするようなスクリプトを書く時には非常に便利です。portabase -hを実行すると、使い方の説明が表示されます; 概要としては、以下ができます:

portabase file
PortaBaseを起動し、すぐに指定された名前のPortaBaseデータファイルを開きます。
portabase fromxml xmlfile pobfile
xmlfileで指定されたPortaBase形式のXMLファイルから、pobfileで指定された新しいPortaBaseのデータファイルを生成します。
portabase fromcsv csvfile pobfile
csvfileで指定されたCSVファイルから、pobfileで指定された既存のPortaBaseデータファイルにレコードを追加します。
portabase frommobiledb mdbfile pobfile
mdbfileで指定されたMobileDBファイルから、pobfileで指定された新しいPortaBaseのデータファイルを生成します。
portabase toxml pobfile xmlfile
pobfileで指定されたPortaBaseのデータファイルからxmlfileで指定された新しいXMLファイルを生成します。
portabase tocsv pobfile csvfile
pobfileで指定されたPortaBaseのデータファイル内のレコードからcsvfileで指定された新しいCSVファイルを生成します。
portabase tohtml pobfile htmlfile
pobfileで指定されたPortaBaseのデータファイル内のレコードからhtmlfileで指定された新しいHTMLファイルを生成します。

暗号化済みファイルからのデータの抽出、暗号化済みファイルへのレコード追加、暗号済みファイルの生成には、変換コマンドの直後(以下に示す他のオプションの前)に-p passwordと入力します。

toxmltocsv、またはtohtmlとエクスポート元になるPortaBaseファイル名の間に、以下のオプションを入れることができます:

-v view エクスポートの際に指定されたビューを適用します。
-s sorting エクスポートの前に指定されたソーティングを適用します。
-f filter エクスポートの前に指定されたフィルターを適用します。

PortaBaseのXMLフォーマットと、これを使った便利な使い方の詳細は、PortaBaseのホームページ(http://portabase.sourceforge.net)をご覧ください。